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女性のゴミ屋敷の片付け

1.ゴミ屋敷の住人は、女性の方が多い

最近のゴミ屋敷の割合がどのくらいかといえば、10部屋に1部屋、1棟に1割ほどといわれるほどで、すさまじい勢いでゴミ屋敷化が進んでいることが、ゴミ屋敷専門業者の間では認識されています。

昔は、一人暮らしの男性が一戸建てをゴミ屋敷にするイメージでしたが、今は、何と、ゴミ屋敷の住人は、女性の方が多いといい、8割ほどに上るというデータもあるほどです。

しかも、マンション暮らしのシングルの方がその傾向にあるようで、女性の社会進出と深い関係があるかもしれません。

社会で働いていれば、人間関係や仕事でストレスが溜まることは男性と一緒です。家に帰れば、それはもうクタクタ。この毎日が続くわけで、1年はあっという間に過ぎてしまいます。

その繰り返しで、自宅のカーテンも開けず、部屋の空気を入れ替えることもなく、寝に帰るだけの生活を送るうちに、だんだんとゴミ屋敷化していくのです。疲れ果てて、体力・気力が限界なのでしょう。

2.女性住人の特徴

①看護師など、仕事が忙しい

ゴミ屋敷になってしまう女性住人の特徴として、例えば、看護師などの職に就き、仕事が忙しいことが挙げられます。

昔は3交代勤務、今は2交代勤務となっている看護師の仕事。誰が見ても大変で、忙しいのがわかります。中には、仮眠室で寝泊まりする方もいるようで、人の命を扱う仕事は、尋常ではない労働力を要し、神経をすり減らす仕事なのです。

大病院と個人病院では、勤務形態が違うかもしれませんが、とにかく、食事も満足にゆっくり取れないような職業ですから、仕事の中でも大変な仕事でしょう。

自分の具合が少々悪くても休めず、人の命のために尽くさなければならない使命感もあるでしょう。それが毎日で、プライベートがゴミ屋敷になってしまうというのです。

②買い物依存症

買い物依存症も、ゴミ屋敷になってしまう女性住人の特徴の一つです。必要以上に物を買ってしまうために、使い切れない物が増えて溜まっていくことになります。必要と欲しいは違いますから。

通常の心理状態であれば、ある程度のところでセーブし、物が溜まってあふれるほど買うことはありません。それが、セーブできないどころか、増やし続けることが当然の神経になってしまうのですから、ある種、病気の類でしょう。

アルコール依存症やギャンブル依存症などと同じで、その行為がないと生きていけない精神状態に陥っているのです。

買った当初は、ゴミではなくても、何年、何十年と経つうちに、積もり積もってゴミと同様の価値になってしまいます。

③ストレスや悩みを抱えている

仕事、家庭、恋愛、人間関係、健康など、程度の差こそあれ、人間は誰しもストレスや悩みを抱えています。

ゴミ屋敷になってしまう女性住人の特徴としては、それらを誰にも相談できずに高じさせてしまい、ショックから抜け出せないところにあります。一種のうつ病や不安障害を引き起こしています。

精神的なバランスが取れなくなると、物に囲まれていないと安心できない状態になったり、物を捨てることに罪悪感を覚えたりなどの異常心理が働き、ゴミを溜める行為が日常化し、床が見えない生活になっていくのです。

例としてよくあるのは、離婚や死別、高齢化による体力の衰えなどのショックを何年も引きずるうちに、ゴミ屋敷になったということです。

3.女性が多い理由

ゴミ屋敷の住人に女性が多い理由は、おそらく、根本的に男性より女性の方が“物に執着する”傾向にあるからではないでしょうか。日常の行動からして、溜め込むという習性が男性より女性の方が強いと感じさせる場面はあるでしょう。

例えば、女性の好きなアクセサリーや洋服、バッグなどは、買ってもすぐ使わずに、しまっておくという習性は、女性ならほとんどの方がうなずけることかもしれません。お気に入りで使用していたとしても、次々と他を買い足していくでしょう。

もったいないといって、包装紙や空き箱などを保管し、使用しないまま増えていくこともあるでしょう。

これらの習性が、一事が万事、ゴミ屋敷へつながると考えられているのです。

4.ゴミ屋敷業者の選び方

WEB やチラシで数えきれないほどあるゴミ屋敷業者の選び方は、どのようにすれば良いのでしょうか。不法投棄や高額請求をするなどの悪徳業者に当たらないためのポイントは、以下の通りです。

①法律に則ったゴミ処理ができる、必要な資格や許可証を持っているか。
②料金表の見積り項目が詳細で、料金がハッキリしているか。
③見積りの際に、丁寧な説明と質問への対応が親身になっているか。
④作業実績が豊富であり、記載があるか。

5.個人情報の取扱い

ゴミ屋敷になっていることや片づけ依頼は、だいたい人には知られたくないものです。ゴミ屋敷業者を選ぶなら、依頼内容などの個人情報の取扱いを守秘義務とし、作業中の音や行動に配慮してくれる業者を選びましょう。

6.女性スタッフ対応

ゴミ屋敷の住人が女性なら、相手がゴミ屋敷業者でも男性スタッフには依頼しにくいかもしれません。そこで、最初から最後まで女性スタッフが対応してくれるゴミ屋敷業者があれば、安心して依頼したいと思うでしょう。