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なぜゴミ屋敷に?ゴミ屋敷に住む人の心理

1.なぜ、ゴミ屋敷になってしまうのか

もはや、他人事ではないゴミ屋敷問題。いつ、自分がそうなるかはわからない世の中です。絶対にならないとはいえないでしょう。

なぜかというと、元々だらしがないとか、片づけられない性格だからとかいう問題だけではないからです。

もちろん、元々掃除が苦手という人はいますが、それでも普通は、ある程度部屋が汚くなれば、渋々でも掃除をしようとするでしょう。それができないとなれば、心理的な問題なのです。もっといえば、心が病んでいるのです。

あまりに仕事や育児、介護などで忙しかったりなどすると、限度を超えた状況に陥った場合、頭ではわかっていることでも体力や気力がついていかないとなれば、パニックさえも通り過ぎて、無気力なような状態に陥ることもあるでしょう。

他人から見れば、1年は365日もあるのだから、何日かでも掃除に当てる日はあるのでないかと思うのかもしれませんが、本人からすると、毎日が苦しくて苦しくて仕方ないのです。

2.ゴミ屋敷の住人の心理

ゴミ屋敷に住んでいる人は、どう思って住んでいるのでしょうか。まず、一般的な感覚のようだったらとても住めないわけですから、感覚が鈍っていることはわかると思います。

では、ゴミをどのようにとらえているのかといえば、一例を挙げてみると、①ゴミは自分を守る鎧、②ゴミは宝の山、③ゴミというものの認識がないなどがあります。

どれも孤独な心理が隠れています。①は、ゴミが一種の家族や友達的な存在になり、なくなると寂しいという心理に陥っているのです。②は、ゴミに価値をつけて捨てられなかったり、外に転がっているゴミを次々と増やしていったりすることになります。身の周りを満たしておかなければ不安だという心理なのです。③は、一人暮らしで認知症などを患うと、まったく汚いとかの認識がなくなり、ゴミなのか何なのかの識別もついていないということです。

どの理由も、悲しくなる理由ではないでしょうか。ゴミがあると孤独が癒される、安心するという感覚は、通常では理解しがたいものですが、知らなければ、ゴミ屋敷の住人の心理もわからず、ただやみくもに片づけさせようとするだけでしょう。これだけでも知っていると知らないとでは、大違いなのです。

3.ゴミ屋敷になりやすい人

①仕事が忙しくて掃除する暇がない

どんな仕事でも、昼夜を問わず働いているような忙し過ぎる人は、ゴミ屋敷になりやすい人になっている危険性があります。忙し過ぎる経験をするとわかるかもしれませんが、やらなければいけないと頭ではわかっていても、気力や体力が追いつかなかないのです。

今の生活を振り返ってみてください。仕事が生活のほとんどを占めてしまい、自分のことがどんどん後回しになっていないでしょうか。ゴミ回収の日にうっかりすることがあるのではないでしょうか。

そういうことが何回も続くと心の余裕がなくなり、初めは罪悪感があっても、マヒしていきがちです。1度悪循環に陥ってしまうと、一人ではなかなか抜け出すことが難しい傾向になるかもしれません。

②極度な潔癖症

極度な潔癖症がゴミ屋敷に?と思うかもしれませんが、意外なことに、極度な潔癖症でもゴミ屋敷になりやすい人だといえるのです。潔癖症なら毎日キレイなはずなのに、どうしてでしょうか。

よく、潔癖症の症状としていわれるのが、手に触れる触れないにかかわらず、あらゆる汚れが気になり、何度も場所や自分の体を拭いたり、洗ったりしないと気が済まないという症状です。

このような状態が度を越すと、少しでもゴミがあると大変なストレスになったり、汚いものに触れなくなっていったりなど、裏目にエスカレートして精神を病んでいき、ゴミ屋敷になっていくというわけです。

精神的なバランスが右から左へ一気に崩れ、急激にゴミ屋敷化するのです。

③片づけ方がわからない人

片づけ方がわからない人も、ゴミ屋敷になりやすい人であるといえます。普通に片づけられる人にとっては、不思議なことかもしれませんが、例えば、幼少期から基本的な片づけが身についていなかったりすると、そう簡単に片づけられることではないのです。

片づけなくてはと思っていても、方法がわからないという深刻な問題になります。原因は、親に責任がある場合もありますし、集中力がないADHD(注意欠陥多動性障害)やADD(注意欠陥障害)の病気がある場合もあります。

どちらにしても、こうなってしまうと本人に片づける力を期待したり、強要したりするのは酷な話です。第三者に頼らない人も多く、ゴミ屋敷になる危険性は大きいでしょう。

4.ゴミ屋敷になる前に生活習慣の見直し

では、ゴミ屋敷にならないためには、どのようにすればよいのでしょうか。ゴミ屋敷になるまでには、ある程度の年月があるはずですから、シンプルに考えれば、そうなる原因を作らないことです。

毎日を、一週間を、一ヵ月をどう過ごしているでしょうか。ゴミ屋敷になる前に生活習慣の見直しをすることはとても需要なことになります。今すぐ必要でないものは買わないとか、不要なものは捨てるとかの振り返りも大事でしょう。

一度に直すことは大変でしょうから、少しずつ変えていくことで、かなりの改善が期待できます。初めから思い切って、親族や友達・知人などの第三者にサポートしてもらうことも大切です。

お金の都合がつけば、ゴミ屋敷業者へ依頼してみることをおすすめします。恥ずかしくはありません。ゴミ屋敷業者は、その道のプロですから、効率よく片づけてくれるでしょう。

手際を見ながら学ぶところは多いですから、今後の生活習慣にも活かせるはずです。

ゴミヤシキ06